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Sios(サイオス)の夜明け!遂に、あのメガネの全貌が明らかにっ!

2007-03-18 21:26 sios / サイオス  

 こんばんは!本日のインスパイラル ブログは、昨日に引き続き、T様による「Sios(サイオス)完全フルオーダー作品!」をご紹介いたします!オーダーのシステムやステップを、ご理解いただけるようご紹介いたします!(ただし、しっかりお伝えするために画像が多くなってしまいますので、ご了承ください!)
 これも1つの、メガネにおける創作活動の究極の形態だと思います。んだば、いきまっか!

≪フレームのモデル名≫
DAWN=夜明け、始まり、発端、出現、誕生の意。(サイオスによる、ユーザーの方との、初めての完全フルオーダー作品という想いを込めて!)

≪テーマ≫
昆虫(カブトムシ)をモチーフとしたロボット。(ダンバイン)

1、まずは、上記の「テーマ」をベースとし、作品(メガネ)に落とし込む際の譲れないポイント&想いいれを、箇条書きにしてサイオスに伝える!この際に、テーマとなるものの資料をお持ちいただくのも良し!(今回のT様の作品は、昆虫的イメージ&角&積層&羽根をポイントとしてスタートし、その際に図鑑や写真集、模型などの参考文献をお持ちいただいた!)

2、1の後、大まかな流れをサイオスと話し合い、方向性を決める!そして、サイオスよりラフデッサンが到着する。通常、数パターンのデッサンによる提案がある!この時点で、サイオスの二人はテーマに対して、勉強してくれる!メガネにするほどの思い入れのあるテーマ&作品に対して、理解し、咀嚼して反映してくれるのである!(第1回目のワクワク!)

3、ラフデッサンの段階で大まかな方向性を詰め、それを細かくサイオスに伝える。そして、何度かのやりとりの後、その雰囲気&方向性がより明確になった時点で、図面に起こす作業に入る!(第2回目のワクワク!&具体的なシェイプを確認できる段階!)

4、図面に対し、さらに細かく修正を入れる。正確に言うと、修正と言うよりは、更なるディティールを詰める作業である。作品に落とし込む際の譲れないポイントを、この段階で細かく伝えるのである!(無理なものもあるが、できるだけ自分の希望をサイオスに伝えよう!サイオスの二人は可能な限り、思い描く作品の実現に動いてくれる。そして無理でも、別の方法や、新たなアイデアを提案してくれるのだ!)※下の図面は、修正を入れた図面である。

5、そして4の段階を経て(数回繰り返す場合もある)、最終段階の図面へ!平面上において、形が決定する段階である!

6、そして色決定の段階である!実際のプラスチック生地を見て、どの部分にどのカラーを、どのように使用するかを考える!形を詰める作業とは、また一味違った楽しさがある!

7、6の色決定をサイオスに伝え、図面に色を入れる!これが、平面における最終段階である!かなりリアルな塗り絵なので、すんごくイメージを掴みやすい!この色入れの段階でも、数パターン色を塗ってもらうことも可能である!時には、サイオスの提案する配色を出してもらうのも良し!(ここまでくると、相当完成のイメージがしやすくなる!はやく、3次元にしたくてウズウズする段階である!)

8、そして製作段階へ!当然、製作の途中で、変更事項や、新たなアイデア、提案などが出てくる場合もある。その場合は、その都度、細かく確認をしていただきながら1つ1つ決定していく!

9、遂に、完成!!!それでは、サイオスのよるT様の作品を詳しくご紹介!!

この、存在感!立体感!そして、昆虫感!!なにより、この沸き起こる恍惚感!いかがですか!


やばいです!この立体的、かつ精妙に作られた角!サイオスの二人が、あらゆるハンドメイド技術を駆使し、立体図より削り出した渾身のパーツです!ちゃんとアセテート(大部分のプラスチックフレームの素材)で出来ています!この作品のシンボルと言えます!


サイドの曲げ込み!積層感!羽根!「まるで別世界にいるのではないか!」と思わせる男のロマンが詰まった作品です!


そして、裏面のカラーリング!フランスのラフォンのデザイナーである「ローランス・ラフォン」をもってして、「アールデコ」という、何物にも代えがたい賞賛のお言葉をいただいたカラー!

第一作目にして、この超大作!今後の「Sios(サイオス)」への、大いなる期待が高まるのも無理はありません!
現在、サイオスにて、大小様々なオーダー作品が進行中です!色々なお客様に、様々なテーマをお持ちいただき、それをメガネとして表現する!何より、自分が作りたいものをサイオスと一緒に作り上げる!そんな作品達の、オンパレード!
これからも、随時ご紹介してまいりますので、楽しみにしていてくださ~い!
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いつの日か、サイオスの作品展を!ビバ!リュネッサンス!!