こんばんは!本日もサイオスオーダーメイド第2弾、いっきまーーす!長いですが、ご興味ある方必見です!ぜひ最後までお読みください!
私HIGEは、子供の頃から大好きもの(生き物)があります。それは皆様が小さい頃、車や飛行機が好きだったり、ヌイグルミやお人形が好きだったように・・・。
まだ人類が誕生するずっと以前。我ら哺乳類の祖先が、まだネズミくらいの大きさの頃。
彼らは、この広大な地球上を闊歩していたのです。
そうです。私は、物心ついた頃から恐竜が大好きでした!
中でも群を抜いて大好きだったのは、頭に三本の角を持ち、その外見からは想像もつかないつぶらな目が光る、家族を大事にするその優しさと、家族を守るための強さを持ち合わせる。
そう、その名も「トリケラトプス」です。
そんなトリケラトプスが大好きな私が眼鏡屋になりずっと考えていたのが、このトリケラトプスをメガネで表現したいということでした。
その夢がサイオスのお2人との出会いにより、ついに実現したのです。
今回は、私がオーダーしたトリケラメガネをどのような工程で、サイオスの二人と作り上げたかをご紹介いたします。
━トリケラトプスが出来るまで━
1、まずテーマと、そのテーマに対する思い入れや、どこに魅力を感じるのかを伝えます。
その際に、具体的な資料やデザインのポイントの箇条書きのメモ等があるとよりやりやすいと思います。私は、上のトリケラトプスの本とフィギュアを送りました。
2、1をサイオスに伝えると、まず五味さんが手がけるラフデッサンがあがってきます。
この辺のやり取りは面白いですよーー!
3、2からより具体的に形を詰めていきます。塩路さんによる図面製作です。
色々細かく、厳しそうなことも伝えたほうが良いです。色々考え、試行錯誤してくれます。
厳しい場合はしょうがないですが、出来るだけ希望の実現に向けてサイオスの二人はがんばってくれます。
作り手側からの、より良い提案もしてくれます。
ここでガンガンお互いの意見をぶつけ合いましょう!
サイオスは、この意見のぶつけ合いをする価値がある、いや出来るブランドです。
そうして自分も製作に直接加わることで、より良いものになり、当然メガネに対する思い入れも強くなります。
4、だいぶ具体的に形になってきました。
さて次は、重要な色選びです。
五味さんが忠実に、かつ大胆に色付けをしてくれます。
色の方向性が決まると、その後実際にプラスチックの生地が送られてきて、配色や使用する生地を決定します。
ここまで来ると二次元の世界ですが、かなり三次元の世界に近づいてきます。
私は、色々迷った結果、やはり原点にもどり想像ではありますが、恐竜らしい配色にしました(一番右を採用)。
この段階では、無色の図面の状態に自分で色付けをし、それに近い感じにすることもできます。
5、そしてサイオスのお二人に製作に入っていただきます。
実際の製作段階における変更事項や、新しい提案がある場合もあります。
(実際の図面や色付けの段階では、出来そうだけど確実ではない構造もあったりします。その辺は、私どもで双方に細かくお伝えいたします)
6、そして完成です。!
これが、このメガネの肝、角とくちばしです!
そして、サイオスのお家芸、チップの貼り合わせ!
掛けると、こう!
もうこれは、我が家の家宝です!
いかがでしたか?少しはご理解いただけましたでしょうか?
このような工程でオートクチュールは完成します。
もしご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください!実際の作品集や、サイオスのメガネもございます。
今回は、かなりコアなものでしたが、当然スタンダードラインでも色々できます。
また次回は、サイオスのスタンダードラインのオーダーや新作情報をお伝えいたします。
それでは 皆様もぜひリュネッサンスを!