こんばんは インスパイラル ブログです。Lafont(ラフォン)2023 春夏 新作コレクションの第1弾に続き、第2弾が各店舗に入荷いたします。
今回のコレクションのビジュアルイメージは、ピエール・スーラージュや香水瓶のイメージワークから得た、ラインやバブルのニュアンスが込められた、メンフィスタッチのポップな印象です。
メンフィスとは80年代にイタリアで結成され、一大ムーブメントを築いた前衛的デザイナー集団です。
大胆なコントラストの配色とパステルカラーが太めの幾何学模様と共存している、ポジティブでエネルギーに満ちた奇抜なスタイルが特徴で、今もなお多くの分野に影響を与えています。
1919年生まれのピエール・スーラージュは「黒の画家」として知られていたフランス抽象絵画の巨匠です。
大きな刷毛で厚く塗った量感溢れる黒い画面にナイフで細かい溝を作る手法を特徴とし、その縞目模様の凹凸から光が漂います。
生涯に渡り「黒」と黒から生まれる「光」を探求し続けた職人です。
ラフォンファミリー、とりわけロランスとトーマ(前デザイナーと現デザイナー)は膨大な量の芸術家の作品集を収集していますが、スーラージュ作品の抽象性や原始的な力は、時空を超えて今なおトーマに語り掛け、ある種のパワー、グラフィカルな急進性を引き出す原動力となり、コレクションに昇華させています。
また、今回のコレクションではスーラージュの作品の他に、香水瓶からもインスピレーションを得ています。
香水は眼鏡同様、肌に触れた途端に隠れた感情を炙り出し、新しい感情を呼び起こす心躍るアイテムです。
その香水瓶の流麗なラインや水滴をイメージの宇宙の中で解釈し、メタルフレームにラインとバブルをまとわせています。
それでは、今回入荷した新作をご覧くださいませ。
※各モデルについて詳しくは後日ご紹介いたします。
ビッグシェイプでボリューム感溢れる変形ウェリントン型の「MONACO」は、パリのラフォンブティックで先行販売されてベストセラーになり、全世界発売となったモデルです。
メガネフレームバージョンとサングラスバージョンの展開があり、ブルーのサングラスのカラーは限定カラーです。
変形トラペソイド(台形)シェイプの「MALDIVES」は、パリのアトリエ限定ヴィンテージコレクションのリバイバルモデルです。
程よい存在感が魅力の「MAGRITTE」は、ベストセラーモデル「JOURNAL」の後継モデル。
1979年からラフォンのデザインに採用されている伝統的なモチーフであるポルカドットが特徴の「MIX-MATCH」。
ピート(ピエト)・モンドリアンからインスピレーションを得たアールデコデザインのテンプルが特徴の「INTENSE」の日本限定モデル。
ラフォンのベストセラーモデル「TRIANON」の後継モデル「MANDRAGORE」。
楽譜+香水の水滴のイメージを表現したラウンド型のサングラス「MINORQUE」。
ということで本日は、Lafont(ラフォン)2023 春夏 新作コレクションの入荷情報でした。
★本日ご紹介させていただいたフレームに関するお問い合わせについては、お気軽にお申し付けください!
それでは、また明日お会いしましょう!おやすみなさいませ~い!